2021/04/12 14:22
最近よく目にするようになった「オーガニックコットン」ですが、
普通のコットンとの違い、おわかりでしょうか？
オーガニックとつくので、有機栽培された、身体に良い製品なのでは！とお分かりの方も多いかもしれません。
通常、普通の綿花を栽培するためには、化学肥料・防カビ剤・殺菌剤・落葉剤 などたくさんの化学薬品が使われます。
オーガニックコットンでは、そういった薬品を使わず、有機肥料で育てたり、テントウムシなどの害虫を食べてくれる虫を
増やすなどの自然を活用した手法で、丁寧に時間をかけて栽培されています。
また、コットン製品加工段階においても、塩素系漂白剤などは使わず、天然ワックスなどを代用したり、
限られた染料を使うので、綿ならではの色合いや素材感を生かした柔らかい色合いのものがとても多いです。
自然の中で大切に栽培され、手間暇かけて加工されたオーガニックコットン製品であれば、
アレルギー体質の方やお子様にも安心して使用いただくことができますね。
そう聞くと、普通のコットンは大丈夫？と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
原料としての普通のコットンには、収穫後に農薬がほとんど残っているわけではないそう。
また、多くの製品は加工過程で身体に有害な化学製品を使っているというわけでもないと思いますので、
過敏になる必要はないと思っています！
ただ、私が重要だと考えているのは、使う人や子供に安全な製品であることはもちろん、
地球に、そして生産者や製品加工をしてくれる人にも優しいものであるかどうか、ということです。
化学薬品を使うということは、土壌やまわりの生物、栽培に関わる人々に影響を与えてしまったり、
CO2排出を増やしていたり、環境への負担が大きくなってしまいます。
子供たちが生きる30年後、50年後の未来を考えた時に、私たちが今できることはなにか。
できるだけ未来の地球に優しい手法で栽培されたものを食べ、使っていきたい。
れぜるのお洋服はそのような想いでセレクトした商品たちです！
当店のお洋服を手に取った皆様には、そういった想いを感じていただければ嬉しく思います。
れぜるの100%オーガニック商品は RISU.RISU の商品をご覧ください！
